慢性疲労症候群の始まり①~2016年2月~
初めて症状が出たのは2016年2月の上旬。日付は覚えていないが、2月上旬だったことは覚えている。
介護士として働き始めてそろそろ2年。仕事にも慣れてきて、やりたいことも出来てきた。
そんなある日の仕事中。フロアでテーブルの掃除をしていた時だった。
何故か突然、走ったかのような息切れが始まった。
テーブルを拭いているだけなのに?
その時、初めて「…ん?」と思ったが、最初はあまり気にしていなかった。
気にしていなかったのだが、たぶん、この時から大して動いていないのに妙に息切れするようになったことに気がついた。
仕事柄、止まっている時はほとんど無い。常に動いているし、声も出してる。なんなら走ってるし階段も登り降りしてる。
だけど、明らかに息切れするような動きじゃないときに息切れがする。それも、全力疾走した後のような息切れがする。
この時だけ、とか2~3日程度なら、たまたまかな?と思っただろうが、何故かずっと続いている。気がつくと息切れしてる。
さすがにちょっと変だなと思ったので、かかりつけのA病院(内科)に花粉症の薬をもらいに行った時に聞いてみた。
自分「なんか最近、ちょっと動いただけで変な息切れがするんですけど…」
そしたらこう返された。
内科Dr.「まぁ、その年齢で心臓に何かあるってことはないよね」
…え?それだけ?(笑)
まぁ、想定内の返答だけどさ。ちょっとした問診とか診察もしないし、カルテにも記載しないのはどうかと思いますよ…。ま、管轄が違うのは分かってたから何も言わなかったけど(確か消化器系の内科だった気がする)。
とりあえず様子見かなぁ~なんてこの頃は呑気に思ってた。
だけど、様子見とは思ったものの、だんだん身体がキツくなってくる。やたらと疲れる。
そりゃそうか。普段なら息切れしない動きでも息切れしまくってるのだから、1日中走ってるようなもんだ。そりゃ疲れるわ。
でも、なんとか仕事はこなしていた。
そしてふと思った。
…もしかして婦人科系の病気??
自分は、10年以上前だが偶然、卵巣嚢腫があることが分かり投薬治療をしていた。その後、定期検診して下さいと言われていたのをサボりまくり、やっと1年前に検診に行ったのだが、またできていることが分かった。この時はそこまで大きくはなく、経過観察で良いが年に1度は検診に来るようにと言われていた。
そういえば、そろそろ1年経つな。
うーむ…貧血とかそういうこと?それとも卵巣嚢腫の悪化?悪化でこういう症状になるのかは分からないけど…。
健康診断も毎年受けてるけど、一応、ギリギリだけど貧血とかはないんだけどな。
とりあえず、他に思い当たることもないので、検診兼ねて婦人科へ行くことにした。
そんな感じでBレディースクリニックに行ったら、卵巣嚢腫は6cmという大きさになっていた。
げ。確か5cm以上で手術を薦められる大きさだったはず。(経験済み)
1年でそんな大きくなりますか…。まぁ、自分の場合は確か、生理がある限り小さくはならないとは言われていたけど…。
案の定、手術の話が出る。
そこで、最近の息切れやそれによる疲れの話をしてみた。
すると、
婦人科Dr.「まぁこれくらいの大きさのがあれば貧血になっても当然だけどね~」
軽~く言われた。
でもちゃんと話を聞いてくれて、血液検査もしてくれた。
手術の話もしてくれたのだが、最後に、
婦人科Dr.「いや~、卵巣嚢腫って破裂することもあるから~。何回か緊急手術したことあるけど、結構大変だよ~ははは」
…破裂のリスクは知っていたので驚きはしなかったが、面白い先生だなと思った(笑)
とりあえず、血液検査の結果待ちとなった。
この時は、婦人科系の病気なんだろうな~と本気で思っていた。